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とある薬剤師の外部記憶

低カロリーでダイエット向き?ライスミルクとは?

最近少しずつ話題になってきたライスミルクについて少し調べてみました。

ライスミルクというのは、その名の通りお米から作るミルクです。

大豆から作れば豆乳(ソイミルク)と言うのと同じで、お米から作れば米乳(ライスミルク)です。

牛乳や大豆にアレルギーがある方もライスミルクなら飲めるので、アレルゲン除去食品としても注目されています。

牛乳・豆乳との比較

ライスミルクは牛乳・調整豆乳と比べて低脂肪・低カロリーでコレステロールを含みません。

ただし、米から作られるためやや炭水化物が多いのが特徴です。

参考までに文部科学省の食品成分データベースより抜粋した脂質・カロリーを載せておきます。

ライスミルクという項目は無いのですが、一般的なレシピでは、玄米か白米15gに対して水100mlを混ぜて作られるので、玄米と白米は15gでの比較です。

牛乳
100g
豆乳
100g
調整豆乳
100g
玄米
15g
白米
15g
カロリー(kcal) 67 46 64 53 53
脂質(g) 3.8 2.0 3.6 0.4 0.1
炭水化物(g) 4.8 3.1 4.8 11.1 11.6
コレステロール(mg) 12 0 0 0 0

 

玄米?白米?どちらがいいの?

ライスミルクの一般的な原料は、玄米・食塩・水です。

水と食塩には栄養素と呼べるものは入っていないため、使われる米の種類がそのままライスミルクの栄養素となります。

玄米でなく白米を使うこともありますが栄養価の視点で見ると、白米より玄米のほうがはるかに高いです。

特に、食物繊維やオメガ3系脂肪酸(不飽和脂肪酸)の含有量はずば抜けて玄米が上です。

参考までに、文部科学省の日本食品標準成分表によると、100gあたりの栄養素は次のようになっています。

白米
100g
玄米
100g
カロリー 356 kcal 349 kcal
脂質 0.9 g 2.7 g
飽和脂肪酸 0.3 g 0.6 g
多価不飽和脂肪酸 0.3 g 0.9 g
一価不飽和脂肪酸 0.2 g 0.8 g
カリウム 88 mg 230 mg
炭水化物 77 g 74 g
水溶性食物繊維 0 g 0.7 g
不溶性食物繊維 0.5 g 2.3 g
タンパク質 6 g 7 g
カルシウム 5 mg 9 mg
0.8 mg 2.1 mg
ビタミンB6 0.1 mg 0.4 mg
マグネシウム 23 mg 110 mg

 

日本で販売されているライスミルク製品

既成品のライスミルクは玄米・水にビタミン類や植物油、塩分を加えて飲みやすく加工しています。

とは言っても、コレステロールがゼロ、体に蓄積しやすいとされる長鎖トランス脂肪酸がゼロなどの工夫がされています。

ビタミンEなどを添加している製品もありますが、抗酸化作用による製品の品質保持と栄養素としての役割を果たす目的ですので、心配するほどではありません。

製品化されているものには、液体タイプでそのまま飲んだり料理に使えるタイプと、粉末にして使用するときに水に溶かすタイプがあります。

当然、液体タイプは開封後、なるべく早めに使いきらなければいけません。

手軽にライスミルクを飲んでみたい・使ってみたいと言う場合は粉末タイプを購入して、使用するときに液体化して使う方が無駄なく使えます。

粉末タイプだとこちらの商品は人気があります。

ファイン ライスミルク×酵素 20杯分 150g

 

原料として新潟県魚沼産コシヒカリの玄米を使用したライスミルクパウダーです。

7種のアレルギー原因物質を使用していないことや体内で脂質として蓄えられやすいトランス脂肪酸を含まないことなど、こだわりが伺える製品です。

ファインという会社は美容健康食品のカテゴリーでは有名なメーカーで、品質にも信頼が置けます。

 

一度にたくさん使ったり、家族みんなで飲む場合には、いちいち溶かしてから使うよりも、液体タイプでケース販売のこちらがオススメです。

ブリッジ ライスドリンク オリジナル 1000ml×12本

 

牛乳などのアレルゲン除去食品として長期的に利用している方もいるライスミルクです。

日本国内ではアレルゲン除去食品(特別用途食品)として消費者庁が許可をしないと、公式に「アレルゲン除去食品」としては販売できないのですが、事実上はアレルゲンを含まない食品ということです。

開封前は常温での保管が可能です。

液体の状態で1000mL(1L)ずつになっているので、開封後に冷蔵庫で保管することができます。

牛乳の代わりにこのライスミルクを使って調理したりすることもできるので、長く使う方にはちょうどよい製品です。

家庭でできるライスミルクの作り方

家庭でライスミルクを作るレシピはクックパッドなどでも紹介されています。

一般的なものをまとめてみました。

材料
  • 玄米:大さじ1(15g程度)
  • 水:100mL
  • 塩:ひとつまみ
作り方
  1. 玄米を洗い、3~6時間水に浸す。
  2. 水に浸した玄米を軽く洗い、適量の水と塩をひとつまみ合わせてミキサーに掛ける。
  3. 玄米が細かくなり、玄米の粒が無くなるまでミキサーを回したら完成。

一般的な作り方はこんな感じなのですが、これだけだとかなりそっけない味になります。

スッキリしたお米の味わいだけを楽しみたいと言う場合はそのままでもOKです。

ここにメープルシロップなどの甘みを足すと少し飲みやすくなります。

植物系の油(エキストラバージンのオリーブオイルやココナッツオイルなど)をプラスするとコクが出て更に飲みやすくなります。

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調剤薬局とドラッグストアで働いている三十路手前の薬剤師です。

もともとは「食いっぱぐれない」という理由だけで薬学部進学を目指しました。
今では自分の知識がそのままお客さん・患者さん・同僚の薬剤師・登録販売者の役に立って感謝されるのが嬉しく、楽しく勉強させてもらってます。

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